剣神の継承者(サクシード) 8

著/鏡遊 イラスト/みけおう レーベル/MF文庫J

積読消化。
表紙は空の扉をくぐってきた向こうの世界の剣聖ウィニア。エイジンに滅ぼされかけてる世界でソーディア最強の称号「剣聖」を戴くだけあって異次元の強さです。
でも動きにくいからぱんつはいてない
動きにくいならしょうがないね(´・ω・`)
異世界では文字通り命かけてエイジンと戦ってるからね。
ぱんつはく=動きにくい=死ぬわけだから。
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前半は学園祭編。
ビキニエプロンとか下乳セーラー服とかノーパンメイドさんとかでカラーも白黒もイラストが全力全開。
とてもいいと思います!(>_<)ミ☆
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後半は物語の転換点。
人間でありながら七剣のうち剣聖ヒョウカ、剣将マナカの2人を斬り殺し、太陽の乙女、扉の巫女、ブレイズの死剣使いを従える「剣聖の継承者」クロウが、影響力が大きくなりすぎてシルフィに捨てられるお話。
剣で成り上がり支配種族であるソーディの身分を手に入れるという、一巻から一貫してきたクロウのささやかな願いが断たれた瞬間でした。
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そんな中、3人目の七剣「剣帝」アミラルを斬り殺し、70年の時を超えて「戦争」に決着をつけんとするブレイズ女王リーゼベルに斬られたクロウ。
今までの安定した身分も奪われる中で、能力の劣る人間種でありながら剣の道を極めソーディをも凌駕する力を得た半生を振り返り、リーゼベルやヒョウカですら届かなかった剣神の高みを求道することになります。
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ブレイズの女王が登場し、ソーディア政府軍の機械化部隊など各陣営が切札を投入し始め、クライマックス感が高まってきました。
11巻まで発売済みなのでちゃっちゃと読まないとね。
おもしろかった。
あと剣帝アミラルさんは素は女子高生で、必死にキャラ作りしてたのね。斬られて喜んだりと一貫して変な人だったけど、最期はとても可愛かったです。