魔法戦争 10

著/スズキヒサシ イラスト/瑠奈璃亜 レーベル/MF文庫J

とある出逢いをきっかけに、魔法使いになった七瀬武は、過去の世界で大切な物を手に入れ、そして失った。龍泉寺和馬の今際を看取った彼は、〈フェニックス財団〉の力を借り、現代に和馬として目覚める。武は、魔法社会を一から作り直すため、周囲に気取られないよう〈トレイラー〉の頭領として活動を開始する――

MF文庫J1月新刊。
9巻で過去編が終わり現代編が再開。急に登場した敵味方の上級幹部たちが次々と討死に。そろそろ終わりなんだなとそんな感じ。
10巻まで来たんですね。
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主人公・七瀬武が敵組織<トレイラー>の首領・龍泉寺和馬の地位をのっとって、かつて所属していた<ウイザードブレス>と相争わせて両者の力を削ぎ、魔法戦争終結させんと両陣営に所属する有志によって結成された第三勢力<フェニックス財団>を利するべく暗躍するお話なので、互いの幹部の隠れ家の所在を漏らしたり「今度は、おれが直接、やつを殺そう」とかもはや主人公の台詞じゃねぇ……凄く黒い主人公です……(´・ω・`)
でも要所要所でうだうだヘタれなところはぶれません。
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以下メモ。
魔法使いを怪物に変化させてた悪の魔法使いアモソフを殺したことで魔法が解け、和馬の一番の目的だったことは果たされました。エデンの怪物たちも元の姿に。
十は六に説得されて仲間に。
ももたんやられた。三崎蓮杖が逃げたせいでフェニックス財団の目的も明らかになっちゃうことに。
一氏先生が死亡
狐塚葵と洋平がくっつきそう
くるみ空気