精霊使いの剣舞(ブレイドダンス) 12 封剣解放

著/志瑞祐 イラスト/桜はんぺん レーベル/MF文庫J

MF文庫J11月新刊。
第一部「精霊学院編」、第二部「精霊剣舞祭編」が終了し、第三部「精霊戦争編」がスタート。
ブレイドダンスで優勝して各々の悲願(実家の名誉回復や、妹の恩赦など)を叶えて終わるのかと思っていましたが、どんどん話は大きくなって世界戦争編です。
主人公カミトは闇の精霊王(=魔王)としてこれに臨むことになるわけですが、激闘の精霊剣舞祭編を終えたばかりということで今回は小休止も兼ねつつ学院祭もいれて、新しい主力キャラを登場させる展開でした。
帝国最強の十二騎将が登場したり、敵も国王や枢機卿クラスの偉い人が登場。
そしてレスティアを失って記憶喪失になったカミトが、もう一度戦う目的を見つけ再び一歩を踏み出します
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72の精霊を封じた魔王の玄室を手に入れ、右手にあったエストの精霊刻印は消え代わりに魔王の刻印に。
左手のレスティアの刻印はレスティアの消滅と共に消失しました。
最後ちょっとなんかありましたけど。
おいおい、というか13巻で語られることでしょう。
帝国最強「十二騎将」の1人でえっちなお姉さんが敵の内通者だったりと、どういう二項対立して最終的にどういう敵と戦う事になるかはまだよく分かりません。
次から本格的に第三章が始まると思うので期待。