おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その4 彼女だけの「エピローグ」

著/葉村哲 イラスト/ほんたにかなえ レーベル/MF文庫J

普段はヘタレで尻に敷かれている主人公・白崎宗司の冷酷な裏の顔に関して、そろそろ引っ張りすぎかなと思わなくもない今日この頃。鈍感も難聴も気付かない振りも、ハーレムを維持してとある目的を成し遂げるためにわざとやっているようです。ヒロイに対して愛情は抱いておらず道具として置いているだけとかちょっと怖い(';')
もとより日常系は苦手ジャンルなんですが、特にこの作品はずっと同じような話を読まされるのがとてもしんどい感じ・・・同作者の最新作「バロックナイト」だと3巻で既にラスボス関連の謎がほとんど全部が分かってるっていうのに・・・
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謎の新キャラ・フェルが登場。
その正体は一乃の煉獄(カサルティリオ)第1の罪・竜(クスイパスメノス)だったのでした。
何を言ってるか分からないと思うが俺も(以下略
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フェルを受け入れなかったことで一乃さんの異能・煉獄は消えました。
まぁ無くなると話が終わっちゃうのですぐに戻ってくるでしょう。
異能なんていらない、普通の女の子になりたいと言ってた一乃が、宗司を手に入れるために異能を必要とするとかそんな展開が待っているんじゃないでしょうか。
ここがサブタイトルにもなっている『彼女だけの「エピローグ」』。
もちろん「彼女」は一乃さんのことを指します。
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宗司は時間に関する代償を払っているようです。
3巻で宗司が隠した宗司の子供の頃の写真。それは10年前と20年前、さらにそれ以前のものまで、同じ姿をした宗司が写っているというものでした。
うんまぁほんとそろそろ種明かしして欲しい、かな?