銀弾の銃剣姫(ガンソーディア) 1

著/むらさきゆきや イラスト/鶴崎貴大 レーベル/MF文庫J

MF文庫J3月新刊。
MFの3月新刊はこれで10冊目です(`口´)クワッ
どっかで見たことある作者さんだなとおもったら、むにゅうイラストで小学3年生があれやこれやする素敵な幼女ラノベの人でした。
ゆうれいなんか見えない!」大好評発売中です!(ステマじゃないよ)
そしてイラストレーターさんは元自衛官・・・マジで?
なので銃器や軍隊関連で絵師さんから本職経験者的なサポートがあり軍事関連描写はしっかりしてるようです(ボクはその辺さっぱりなので後書読む限りそうらしいですねとしか言えませんけれども)
「銃剣姫」の読み方は「ガンソーディア」。
普通っちゃ普通の読み方です。
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平和な世界の裏側で繰り広げられる地球侵略を目論む異世界人と対抗する銃剣姫たちの戦い。
必然の帰結として巻き込まれた「普通の高校生」のお話。
活動できる期間が短く数も少ない銃剣姫を効率的に作り出すために、適性がありそうな子供たちが投薬生活を送らされたりと、ある種の犠牲を伴いながら異世界人から世界を守っています。
メインヒロインのルノアヴェルも投薬によって能力を引き出されてるし、主人公もかつて候補として投薬されていました。
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と書くとちょっとダークなバトルものっぽいですが、バトル3割、日常掛け合い7割くらいで、しかも日常の掛け合いがかなり力入ってて面白かった。
軍隊上がりで少しずれた常識のヒロインと、普通を目指す主人公の掛け合いはかなり楽しく、特に序盤のDVDのやりとりは秀逸でした。
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あとは2巻以降読んだ時のメモ的な感じ。
銃弾に込められた魔法が何かという機密情報を流していたのは誰でしょう。
登場人物が非常に少なく誰が内通者でも近い身内と言う悲しいお話になってしまうので気になります。
優秀で物わかり良すぎる岬さんはかなり怪しいけど、知るチャンスはほぼ無いんだよね。