彼女は戦争妖精(ウォーライク) 7

著/嬉野秋彦 イラスト/フルーツパンチ レーベル/ファミ通文庫

シリーズ通算9巻目。kaeeさんに借りました。
主人公・宮本伊織が大人の階段を登ります。お相手はメインヒロインの大路常葉先輩。
直接的には書かれてないけれど、一緒の布団で寝て生々しい体験をしたとあるのでまぁそういう事なんでしょう。
しかも場所が親族の家で、さらに同じ部屋のすぐ隣の布団で幼女二人が寝入ってたわけで、常葉は必死に声を押し殺してたんだろうなと思うとテンションあがってキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!! 私の妄想力は53万です(=゜ω゜)ノ
そしてその大事な常葉が傷つけられたことで、伊織は既に勝敗の決した相手を殺してしまいます。エルフィンブラッドの支配下にあったとはいえ、已むに已まれずではなく明確な憎悪と確定的な殺意を持って剣を振るい人を殺しました。
もちろん殺人鬼ではないのでそのことについて後悔もするし思い悩みもするわけですが、殺し合いをやってる以上避けては通れない敵を殺すという行為をしっかりと描いたのは良かったと思います。最近はなんちゃってバトルものが多いからね。
面白かったです。