オトコを見せてよ倉田くん! 4

著/斉藤真也 イラスト/フミオ レーベル/MF文庫J

主人公に共感できるか否かは、作品を面白いと思うかどうかの非常に重要なファクターだと思います。この作品の主人公は二股三股をかけながらやれ周りが悪い、自分は間違ってない間違ってるのはお前だと自己中全開な上、誰を選ぶか選択を迫られてもあれこれ理由を付けて決断しないまさにクズ男の代名詞のような人間です。自分の優柔不断は棚に上げて、俺は悪くない悪いのはお前だとヒロインの想いを否定して説教する様は、まさにクズ夫、呆れて物が言えません。そしてそんな主人公を見て惚れるヒロイン。意味が分かりません。
そして主人公が実は伝説の一族の末裔だったことが判明。努力しないけど実は凄い能力持ってたんだ!はいはいわろすわろす
戦闘シーンは必殺技を叫び合って強い方が勝ちます。ネタじゃなくてマジ話。もちろん今までと同じく神の力を使える猫柳のビームが最強。ピンチだわ!→実は本気出してなかったの!→本気だしたらフルボッコ。これは酷い。
イラストは良いんだけど、ほんとそれだけ。
おっぱい(へ´ω`)