フルメタル・パニック! 11 ずっと、スタンド・バイ・ミー(上)

著/賀東招二 イラスト/四季童子 レーベル/富士見ファンタジア文庫

もう10巻とか覚えてねーよ!なので10巻から読み直しました。
酷いネタバレしてるので未読の人はスルーしてくださいね。


世界をブラックテクノロジーの無い正常な姿に戻すのがレナード・レスタロッサの目的。
ミスリルアマルガムの対立は自作自演でした。
色々死亡フラグやら生存フラグが立ってて来月刊行予定の最終巻が凄く気になります。
テッサは生き残りそう。マデューカスとの会話で解任手続きとか触れられてたので。逆にマデューカスはテッサから無理やりダナンの艦長を引き継いで、最後に潜水艦乗りとして戦死しそうな感じです。
宗助は主人公だし、卒業式にかなめを連れて来るラストを期待してるのでまず間違いなく生き残るでしょう。
ただ、クルツが生きてたことだけちょっとどうかな、と。歴戦の凄腕スナイパーがこりゃ即死だって認識したのに、実は生きてましたってのはなんだかなぁって。こういうご都合主義は個人的にはあまり見たくなかった。フルメタはそういうことしない硬派なラノベだと思ってたんだけどね。
で、メリッサがこのこと知らずに戦場に行くのでメリッサも助かるのかな?そうすると突入部隊の相方クルーガーは死ぬんでしょう。


次にメカ。
何と言ってもXL-3緊急展開ブースターを装備したレーバテインがめっちゃ格好良かった。フル装備+大きな翼&大きな2連ブースターはまさに主人公機。


最後にやっぱり気になるのはラスボスが誰か。レナードだとまんま過ぎるから黒かなめだったりするんでしょうか。カリーニンもやっぱり因縁のある宗助が倒さないといけないだろうしね。下巻はバトルいっぱいで凄く盛り上がりそうです。兵隊として戦場に身を置くことを決意した宗助が、レナードを倒した後にタルタロスと一体化した黒かなめと戦うGガンダムみたいな展開もありかなぁ。
そういう訳でとても面白かったし、最終巻発売まであと一ヶ月が非常に待ち遠しい今日この頃。