学戦都市アスタリスク 13 群雄雲霞

著/三屋咲ゆう イラスト/okiura レーベル/MF文庫J

最終第3章《王竜星武祭》編がスタート。
様々な思惑の渦巻く中、三大タイトルの最後の一つ《王竜星武祭》が幕を開けました。
タッグ戦の《鳳凰星武祭》、チーム戦の《獅鷲星武祭》と来て、最後は個人戦のビッグトーナメントです。
主要キャラ総参加の個人戦トーナメントとか熱くならないわけがない(>_<)
大会の裏で暗躍する「処刑刀」の正体や過去も明らかになり、様々な想いが交差する中で天霧綾斗は自らの願いをかなえるためにどんな選択肢を選ぶのか。
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そんな感じでトーナメントの予選がずらっと行われます。
未来ずら。
でも名前に覚えのないキャラ(多分新キャラ)やほとんど本筋に関係ないキャラの対戦が頻発するので、若干割とどうでもいい感じでさらっと読んでしまいました。
もうちょっと因縁のあるキャラや重要キャラに絞っても良かったのではないかと思ったり思わなかったり。
この先当たる強敵なのかバトルトーナメント書きたくてしょうがないのかは知る由もありませんが、いちいち細かく色んな試合を描写しないといけなかったのかな、と。
そうでなくとも《王竜星武祭》の裏で暗躍し、世界をもう一度変革せんとする金枝篇同盟がい同時並行の上にどちらも間延びしてて、最終章なのに全体的にモッサリしてた感じ。
次の14巻は選び抜かれたベスト16による《王竜星武祭》本選なので、一気に盛り上がるとは思います。