アブソリュート・デュオ 5 闇ノ銀狼、光ノ深淵

著/柊★たくみ イラスト/浅葉ゆう レーベル/MF文庫J

トールとKとの因縁もクライマックス。
最後の切り札《死化羽(デストラクション)》を装備したKに大苦戦するも、トールの危機にデュオであるユリエが覚醒。
なんとユリエはイクシードではありませんでした。エル・アウェイクと言われる天然の能力者だったのです!
天然と人工モノ、さらにレベルアップの過程は真逆なものの、到達点は同じっぽいので作品的には差異は無さそうですけど。
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ブレイズの真の力を解放して闇の銀狼と化し、反則的な速さと空中機動によってKをフルボッコにし、最後は殺しかけるユリエをどうにか引き戻すトール。
しかしその隙をついて最終奥義を放つ卑劣なK。
しかしデュオの絆を武器に強烈な攻撃を防ぎ切ったトールは、2撃目が来る前にユリエのブレイズでもってKの魂を刈り取るのでした。
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第1部完。
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そして新たな試練は自分が全て受けると魔女学園長と契約したトールは新たな戦いへと立ち向かいます。
――と思ったら、お墓参り先で、かつて必殺のミョルニルを教えてくれた師とともに復讐相手と遭遇してバトルになり、最強の盾ごと左腕を切り落とされてしまい、敗北とともにトールの意識は闇に沈むのでした。
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最後に出てきた音羽の仇が強すぎて困る。
第2部のボスor準ボス級が顔出ししたので仕方ないんだろうけど、ここから先は味方でインフレについていけない脱落者が大量に出そうな雰囲気。