世界の終わりの世界録<アンコール> 7 神代の暴君

著/細音啓 イラスト/ふゆの春秋 レーベル/MF文庫J

MF文庫J5月新刊。
6巻で第一部「英勇修行編」が終わり、第二部がスタート。
終焉の島での決戦の後、大地は割れ、古代大陸が浮上し、神代の獣が跋扈するようになった変わり果てた世界で、世界の救済と真実を求めてレンが今度は自分の意思で旅立つお話。
まずはバラバラになった再来の騎士のメンバー集めから。
正規パーティメンバーがいないので、神代の獣と戦うために女神レスフレーゼ&七曜の天使と共闘したり、竜帝カルラ&天銀竜モードのキリシェと共闘したりと、特殊パーティでの戦闘がいっぱいでした。
メテオストライクだの天銀竜のドラゴンブレスといった一撃で都市を消滅させるような複合法術やらなんやらの打ち合いに、精霊の加護と精霊剣一本握って果敢に挑む主人公が素敵。
基本、当たったら即死なのに戦略級の超砲撃戦しだしたので、さすがにそろそろなんか覚えないとしんどいね。
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女神さまが羽生えてないのは他の天使を召喚するための媒体にするべく毟られたからでした。
でも召喚されたのは2番目、つまり最初に召喚された天使がどこかにいるはず。
何の意味もなくそんなセリフは出てこないと思うので、何かしら世界の真実に関係あるのでしょう。
後日思い出せるようにメモしておきました。
表紙の女神レスフレーゼに羽が生えているのは、本編では描かれることのない在りし日の姿というわけです。
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面白かった。