藤浪晋太郎と大谷翔平

画像うp容量が今月限界になってしまって書くことがあらへんので、5/29時点での藤浪と大谷の今季の数字を比べてみました。
最大の違いはイニング数。今年の大谷は規定投球回に乗っていません。見かけ防御率は1.66ですが、規定投球回に乗らない先発投手の防御率にあまり意味はありません。そもそも先発としての役割を果たせていないからです。
過去2年も投球回は藤浪が大きく上回っており、140試合以上という長いシーズンを戦うプロ野球で先発投手に必要とされる最も重要な要素であるイニングを消化する能力において、大谷はやや能力不足というのが今の数字です。
特に阪神はイニング重視の傾向が強いですが、イニングイーターという言葉があるくらい、やはり長丁場でローテを守りイニングを投げることのできる投手は重宝されるわけです。
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後は二刀流でしょうか。
打率.196、OPS.604、21試合でわずか10安打のDHが打撃を全うできているかと問われれば疑問符を付けざるをえません。

防御率

藤浪は2.10でリーグ5位。
大谷は規定未到達のため圏外。
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投手三冠とも言われる先発投手の重要な指標の1つ。
藤浪はリーグ5位の素晴らしい成績。
対して大谷は規定投球回未到達のためランク外。
防御率は藤浪が圧倒しています。

投球回

藤浪が73イニングでリーグ3位。
大谷は48.2/3イニングでリーグ17位。
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同じく投手三冠で、実は先発投手で一番重要視されると言っても過言ではない指標。
実際、阪神の能見が8勝0敗ながらローテを守れず規定投球回を投げられなかったことで厳しい査定を受けたことはファンには旧知の事実です。
過去2年合計でも藤浪が300回、大谷は217回と大きく藤浪がリードしていて、少し厳しい言い方ですが大谷は先発投手としては十分な仕事ができていないと言わざるをえません。

奪三振

藤浪は70でリーグトップの奪三振王。
大谷は56でリーグ2位。
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投手三冠の3つ目は奪三振。これはトントンでしょうか。
DHの有無という差があるものの、セパ通じて現在奪三振王の藤浪は流石ですね。

二刀流

藤浪は.136
大谷は.192
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二刀流で話題の大谷ですが、打つ方はちょっと酷い数字ですね。
53打席で10安打、ほぼ1試合に1打席、たまにスタメンで出ることもある代打屋のような数字です。
もう投手に専念したらいいのではないでしょうか?