世界の終わりの世界録(アンコール) 3 熾天の女神

著/細音啓 イラスト/ふゆの春秋 レーベル/MF文庫J

MF文庫J2月新刊。
過去の英勇エルラインと見た目だけそっくりで「偽英勇」と笑われていた努力家のレンが、強敵と戦う中でガンガン強くなっていく王道ファンタジー
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1巻は主人公が竜姫、大天使、先代魔王の3人のヒロイン達と旅立ち、冥界の五大災の一人と戦う話。
2巻が竜姫絡みで竜の聖域に赴き、竜帝カルラと戦って竜の封印を授けられるお話。
3巻では前半で天界で女神レスフレーゼと会い、天界に攻め入ってきた「王立七十二階位特務騎士団」を撃退することで信頼を得、女神の封印を授けられます。
一応これで主人公と3ヒロインにまつわる基本設定的なお話は一通り終わりました。
プロローグ完。
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後半は物語が動き始めます。
聖地カナンで聖女エリエスと出会い、彼女と共闘して五大災の2人目を撃退するもさらに謎の虚構精霊と戦う事に。
その中でレンは精霊を使役して戦うのではなく、精霊の声に耳を貸し彼らに身を任せアシストを受けながら戦う術を覚えます。
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剣聖シオンは典型的な勇者でした。
意外と悪人じゃないっぽい騎士王ゼルブライトは今日も鏡の前でポージング。
次はゼルブライトの本拠・覇都エルメキアに乗り込みます。
偽英勇レン、剣聖シオン、騎士王ゼルブライトが一堂に会します。
次も楽しみです。
面白かった。