Re：ゼロから始める異世界生活 5
エミリアとの最悪の別離より三日。逃げるようにして身を寄せたクルシュ邸で、レムの献身に甘え、心を腐らせていくスバル。そんな折、自分の在り方に迷うスバルの下へ、エミリアの窮地の報せが届く。「そうだろ……俺がいなきゃ、駄目なんだって。絶対」『エミリアを救うことで、己の価値を証明する』――昏い考えを胸に、周囲の制止を振り切りスバルはロズワール邸を目指す。だが辿り着いた懐かしの地でついに、スバルは本物の【悪意】と対面する……。
MF文庫J10月新刊。
理不尽異世界もの第5弾。名作PCゲー『君が望む永遠』ばりに、どの選択肢を選んでも理不尽な結果が待ち受けています。スバルdis描写が読んでて辛いレベル。
そしてお話は未だ序盤戦。結末になるであろう3年後の王選が行われるのは何十巻目になるんだろう……
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魔女教の大罪司祭が一人、『怠惰』のロマネコンティが登場。
2週目のループで、身体に大穴をあけられ大やけどを負い骨々をへし折られてもなお、命が消えるその瞬間までスバルのために戦い抜いたレムのヒロイン力が半端なかった。そんな姿を目の当たりにしてスバルもやっとレムの好意に目を向けるようになりました。
メインヒロインのエミリアは前巻で喧嘩別れしたために登場しません。
もはやレムさんがヒロインと言っても過言ではないでしょう。ぱにーに(=゜ω゜)ノのレムさん株も爆ageです。
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メイザース領の知人を皆殺しにされたスバルだけど、さすがに簡単に狂いすぎでしょと違和感を覚えたんですが、甘えと自己防衛からくる演技でした。
違和感を覚えてもあれ？と思うだけであまり深く考えないのはボクの悪い癖です。せっかく作者が命削って書いているんだから、読者も読み取る努力をしないといけないよね。要反省、次巻に生かします(>_<)
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上下巻で6巻に続く。
