僕の文芸部にビッチがいるなんてありえない。 2

著/赤福大和 イラスト/朝倉はやて レーベル/講談社ラノベ文庫

ラノベ文庫10月新刊、僕ビッチ第2巻。
過去に美少女に凄惨な目にあわされた経験から、美少女は全てビッチであると結論付けた主人公が、可愛さを武器に男を顎で使う清楚系ビッチと、外見だけえろえろな色欲ビッチと三角関係する王道ラブコメ
あと束縛系ビッチになりそこねたちんまいお姉さん幼馴染と、ブラコンな義理の妹もいます。
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ヒロインたちがみんな可愛すぎて困る(^ω^)フヒヒ
1巻に1度くらいしか弱いところを見せない、見せられない実は優しい強気お嬢様(2巻表紙)=清楚系ビッチとか、オシャレ系だけどえっちな事は苦手な純情美少女とか、実にあざといんだけど、それを突き抜けるほどの可愛いヒロイン達からは作者のキャラクターメイク能力の高さがうかがえます。
イラストも可愛い。照れてたり恥ずかしがってたり表情が実にかわゆすなぁ(^ω^)フヒヒ
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1巻の愛沢愛羽編に続いて、2巻は東雲伊吹編。
才女ヒロインの伊吹が活躍できるように、ベースの王道三角関係ラブコメに加えて、お悩み相談室で相談事を解決するミステリ要素が濃い目の構成でした。
3つあった依頼事はどれも最後にいい話で終わるので読後感が良かったです。猫のクレアの話はほろっときました。伊吹が泣いたのも納得です。猫ラーにおすすめ。
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1巻2巻セットでダブルヒロインと主人公の心の交流が描かれ、最後に主人公が二人への恋心を自覚したところで次巻に続く。
なにこのこそばゆいラブコメきまぐれオレンジロードか!
とてもいいと思います(ゝω・)
ブコメ、可愛い女の子が好きなら超お勧め/*(・∀・)*\