俺が主人公じゃなかった頃の話をする 2 なにやらヒロインが増殖している件

著/二階堂紘嗣 イラスト/館川まこ レーベル/MF文庫J

俺は三柴直道。この物語の“主人公”――では、ない。はず、だ。けれどありすは俺を強大な魔力の持ち主だと言うし、スズは俺が滅び行く世界の救世主、麻乃は因果で結ばれた恋人だという。馬鹿な。誰か一人を信じれば、他は全て矛盾してしまうじゃないか。そんな物語みたいなことを俺は信じない。とにかくこの三人との同居の日々を難なく過ごさねば……と思っていた矢先、目の前に現れたのは――。

1巻で登場した幼馴染・一条ありす、義妹・スズラン、婚約者・細雪麻乃の3ヒロイン。
2巻では前半に前世の想い人・姫宮人魚が、後半には全ての発端となった半年前の真実を知るという、未来から来た娘(養子)・三柴ユエが登場。
ヒロインがさらに増えて5人になりました。
ユエは真相を知っているみたいだし、そろそろ訳の分からないメインストーリーにも動きが欲しいので、3巻ではいろいろ明らかになるのでしょう。
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主人公が謎の声をきっかけに時間停止魔法を発動させました。
ただでさえよく分からないストーリーが、さらに訳がわからないことに。
ぱにーに(=゜ω゜)ノは余りこらえ性がないので、3巻でも物語に動きが無いとそのまま読まなくなりそうです。
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館川まこ先生のヒロインたちがエロ可愛いくてとてもいいと思います。