緋弾のアリア 16 星の砦の秂狼（ジェヴォーダン）

著／赤松中学　イラスト／こぶいち　レーベル／MF文庫J

4月末に17巻が発売されたので慌てて16巻を読みました。
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タイトルは「緋弾のアリア」ですが、神崎アリアさんは全く登場しません。
主人公遠山キンジが欧州戦線に出張っているため、ヒロインのアリアは1行たりとも登場しないし、もちろんセリフもありません。もはやアニメ化でこのあたりまでやるのは不向き、どころか無理と思われます。
そろそろタイトルを「加可（エネイブル）のキンジ」にでもしちゃっていいんじゃなイカ？
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欧州戦線ということで新キャラも続々登場。
表紙は人狼（ジェヴォーダン）のリサちゃんです。
キンジをご主人様と崇める乳袋なメイドさんで、本気を出すと大猿、じゃない大狼になって敵味方関係なく暴れまわります。
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序盤、偽ジャンヌに誘い出されたキンジは、「やがて魔剱のアリスベル」の主人公こと妖刀・セイジと一騎打ちするハメに。
圧倒的な戦闘力の前に敗北するも、セイジの勘違いでどうにか逃げ延びます。
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その後、師団の内通者に濡れ衣をかけられ処分されかけたキンジは、逃げる途中で一緒になった脱走兵のリサと逃避行。
オランダに逃げたのち、追撃する魔女3名と戦い、そしてここで今度はアリスベルが登場。
アリスベル本編でも猛威を振るう文字通りアリスベルの必殺技メビウスの前に、打つ手なしで虜囚の身に。
こぶいち先生のアリスベルイラストもありました。
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レキのライバルになるであろう、敵の狙撃手セーラ＝ロビンフッドが登場。
弓の名手の登場で、スナイパー同士の超遠距離戦が今から楽しみです。
本物の鬼が登場。
吸血鬼やまがい物の孫悟空を超越するモノホンの人類の宿敵を、人間やめかけのキンジがどうやって仕留めるのか、これまた楽しみです。
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最後は亜音速で飛ぶV2ロケットの上で猛り狂うリサをなだめて次巻、もろもろにリベンジマッチ。
何を言ってるか分からないと思いますがボクも何を言ってるか分かりません。
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師団を裏切っていたのはバチカンでした。
眷属と師団の両方に通じていてどちらが勝っても地位を確保できるようにと卑劣な姦計を用いていたわけです。
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イラストがどれもこれも可愛くて困る⊂(｡Д｡⊂⌒｀つ