バロックナイト 4 Love is Over:幻象煉獄

著/葉村哲 イラスト/ほんたにかなえ レーベル/MF文庫J

「信じているよ、京耶」「愛してます、京耶さん」「そんなに、私のことを愛してくれてありがとう京耶」

異能力が発現する上位世界「幻象都市」で繰り広げられた、主人公・京耶を巡る歪んだヒロインたちの争奪戦もついに最終巻。
バロックナイト」というタイトルは直訳すると「歪んだ夜」。
まさにタイトルに相応しく、京耶が他の女を気にかけているならその女を殺してしまえばいいじゃない?、世界に二人きりになれば私幸せ・・・、あなたを好きなので斬らせてください、というようなヤンデレというか歪んだというかもうイッちゃったヒロイン達に迫られながら、最後はレーヴァテインの終末の炎で幻象都市を焼き尽くしてハーレムエンド。
何を言ってるかさっぱり分からないと思いますが、そんなお話なのです。
主人公はこの先「も」大変そうだなと思いました。
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ほんたにかなえイラストの普段は可愛い女の子たちの内面ギャップが半端ないです。
面白かった。