精霊使いの剣舞 10 魔王覚醒

著／志瑞祐　イラスト／桜はんぺん　レーベル／MF文庫J

MF文庫J2月新刊。
表紙は人気キャラツートップのレスティア＆エスト。
姫巫女ヒロインたちはそれぞれ1回しか表紙飾ってないのに、契約精霊の二人はどちらもこれが2回目です。
頑張れ姫巫女ヒロインズ。
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4巻から続いていた第2部「精霊剣舞祭編」クライマックス編前篇。
4年前の炎の魔神精霊による教導院壊滅事件、カラミティ・クイーンの目的などなど物語の核心が次々と明らかになっていくクライマックス巻。
主人公カゼハヤ・カミトはブレイドダンス決勝のクロス・ファイアの規定によりバラバラになったチーム・スカーレットの面々と合流し、拉致されたクレアを奪還するために敵の本拠地に乗り込みます。
途中で難敵である優勝候補筆頭ドラクニア竜皇騎士団エース、竜公女ことレオノーラ・ランカスターをタイマンで撃破するなど風呂敷をたたむ準備をしながらストーリーはどんどん佳境に。
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カミトの前に立ちふさがる今回の黒幕の1人カラミティ・クイーンことルビア様。
彼女を前にカミトの中に眠る魔王衝動は限界を超えるも、フィアナの想いで記憶を取り戻したクレアのキスで魔王の破壊衝動に打ち勝つことに成功したのでした。
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最後は再生した「魔王殺しの聖剣・エスト」と、3年の時を経て取り戻した魔剣「真実を貫く剣・レスティア」の伝説の剣二刀流での最終奥義「天双絶閃衝（ラスト・ストライク・デュアル）」を放ったカミトが、最強炎精霊「神殺しの焔・レーバティン」を使うルビアを倒したところで次巻に続く。
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残る敵は蛇ことシェーラ・カーンのみ。
そして3年前の精霊剣舞祭の真実が、次巻ついに語られます。
テンポが速くて主人公超強くて聖剣と魔剣の二刀流とか中二病全開で面白かった。