詠う少女の創楽譜 5

著/雨野智晴 イラスト/たにはらなつき レーベル/MF文庫J

9人の宝石歌姫が全て揃いました。

日本::太陽の独唱者(ソロ・ソレイユ)::姫咲明日香
フランス:電子の翆玉::メアリー・マルソー
アメリカ::光帝::リアーナ・ライムス
イギリス::純潔の獅子姫::クレア・ワイズ
神楽特区:歌姫の中の歌姫(ラ・カンタトリス):東雲詩乃
中国::不明?::貂蝉
イタリア::轟炎::モニカ・フェリッリ
ロシア::深雪の妖精::アナスタシア・カーチナ
ドイツ::虚飾::ナスターシャ・ジェンチ

前半はこそばゆい学園祭編。
実妹の明日香とイチャラブ公開ステージハグしたり、メイド喫茶なシルヴィさんに手作り弁当あーんご奉仕されたり、屈伸花穂にお触りして喘がせたりします。
エロゲで培われたエロ可愛いこそばゆい学園ラブコメが大変良かったです(*´ω`*)
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途中学園長・東雲詩乃の過去編を交えながら後半はシリアスなクーデター編。
物語が一気に動きました。
シルヴィさんが長年芽が出ないながらもめげずに必死に努力して磨き上げてきた天賦の才が開花して、最強魔法の1つ電想劇場(エレクトリカルシアター)を発現、宝石歌姫なお姉ちゃんと一緒にドイツの宝石歌姫を撃退したり、明日香がロシアの宝石歌姫「深雪の妖精」アナスタシア・カーチナの幻想召喚したドラゴンを撃破寸前まで追い込むものの、それらは宝石歌姫を使った豪華な陽動で、最強のランク1位宝石歌姫・東雲詩乃が唯一の精神的弱点と言ってもいいヒミコ(主人公の母で日本の前宝石歌姫)にトドメを刺せなくて逆に倒されてしまい本丸陥落。
クーデターが成功してしまったのでした。
次巻からは二大陣営による公式来武での合法的な世界争奪戦。おそらく3つ目の最終大会が最終巻になるんじゃないでしょうか。
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そして今回も花穂は空気でした。
主人公のメインパートナーで高校生レベルだとそれなり以上に戦えるんだけど、なんせ周りが軒並みワールドクラスで別次元のバトルやってるから高校生レベルの花穂は戦闘時は使い物になりません。カワイソス(´・ω・`)
そろそろ覚醒イベント作ってあげないと真剣に出番が・・・