俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 4

著/裕時悠示 イラスト/るろお レーベル/GA文庫

「とっても楽しそうね、幼なじみさん。私も仲間に入れてくれない?」
「空気読んでよ、彼女。九年経ってから出直してきて?」

リア充過ぎる主人公が「俺は恋愛アンチなんだよね」とか言いながら4人の女の子を従えて海でイチャラブします。憎しみで物語の先を変えられたら・・・・・・
そして第一部完。
主人公が決断して彼女以外の3人=幼なじみ(肉)、元カノ(電波)、婚約者(婚姻届)にちゃんとお断り入れます。でも巡り合わせが悪く元カノは別れる為に作った新たな設定にそれはそれでロマンス感じてテンション上がっちゃって、はからずも婚約届に拇印をゲットしてしまった婚約者は愛衣ちゃん大勝利!おそとはしってくる!。そして幼なじみは全て分かった上で略奪愛する宣言。
という訳で今までの修羅場と書いてハーレムと読むではなく、4巻ラストで幼なじみが彼女に宣戦布告してついにタイトル通り「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」になりました。
主人公がちゃんと女性関係に決着つけようと行動したのは良いと思います。
そして物語のメインヒロインで恋愛アンチのメインヒロイン夏川真涼がついに完全にデレました。
巻末に作者のデビュー作(にして新刊が久しく出ていない)「踊る星降るレネシクル」のイラスト担当たかやKi先生のイラストが掲載されています。
次の5巻から第二部〜修羅場編〜になりそうなので楽しみです。