可愛くなんかないからねっ! 1

著/瀬那和章 イラスト/シコルスキー レーベル/電撃文庫

6月発売の電撃文庫は校正ミスがちょっと目に付きます。誤植に定評のあるMF文庫Jよりも酷い(´・ω・`) これも「補足」が「捕捉」になってたり、根本的に文字が抜けてたり。電撃文庫は比較的ミスの少ないレーベルだと思ってたんだけど、急にあれもこれも校正ミスがいっぱいでちょっと気になりました。
シコルスキー先生は表紙以外は挿絵もカラーもいつもの手抜きイラスト。好きなイラストレーターの1人なんだけど、ここまで露骨に手抜きされるとさすがに辛い・・・・・・
男らしくなりたいけど容姿も性格も可愛い男の娘が主人公なんだけど、女の子の魂が男の子の身体に入っちゃったからというちゃんとした理由があってそれがメインストーリーにも関わって来たのが高評価。キャラ設定に理由があってそれがお話にちゃんと絡んでる作品は好みです。
幼馴染みの女の子がガキ大将だった子ども時代からとても女の子らしくなったものの、主人公の前では昔のノリでがさつになってしまってヒかれてしまって(´・ω・`)ションボリするのかわいかった。
主に男の娘主人公視点で地の分もほんわかしてる日常シーンはおと×まほっぽくていい感じだったものの、戦闘シーンもそのノリの文章だったのがちょっとちぐはぐな感じを受けました。
それ以外は全体的に面白かったし、主人公も可愛いかったので2巻出たら買う予定です(*´ω`*)