生徒会の五彩 碧陽学園生徒会議事録 5

著/葵せきな イラスト/狗神煌 レーベル/富士見ファンタジア文庫

生徒会の一存シリーズ第5巻にして、第1部最終刊。
トレーディングカードゲームを「レベルの低い遊び」と馬鹿にする内容が見受けられたのが、カードゲーマーとして少し喧嘩売られたような感じがしてなりませんでした。基本的に世間でそれなり以上に評価されているものを上から目線で馬鹿にして、世間とは違った物事の本質(笑)を捉えた見方の出来る生徒会役員たち(と作者)すげー!ってな作品なので、色々と敵が多そうな作品だなと改めて感じました。
そうやって他の作品を見下しているけど、エピローグ&プロローグ(実際は本編?)の「企業編」が一読にすら値しない内容で、まったくもってお勧めできません。今回は大好きなTCGが馬鹿にされてたのではっきりときつめの感想を書きました。まとめて買ったから読んでるけど、この作品はぽんぽこタヌキさんです。
あとABC放送って言ったら関西ではアメリカのそれじゃなくて朝日放送を指すのでその辺もチョイスにセンスがないなと思いました。ろくに関西のことを知らないんでしょうし、知る気もないんでしょうが。