けいおん!! 第24話「最終回 卒業式!」


純「私、ジャズ研の部室行ってくるから・・・・・・しっかりしなよ!」
ジャズ研続けてくれて良かった。当たり前だけど。これで私が部員になるよとか言いだしたら本当に救いようがないアニメになってしまうので。



梓「卒業しないでください」
凄く残酷な最終回。
音楽がしたくて軽音部にいるあずにゃんこと中野梓竹達彩奈)に対して、梓を外して4人でこそこそ音楽をやってたとかほんと残酷すぎる。梓がいかに軽音部の4人組において異物であるかを見せ付けて卒業していく4人は、自己中心的を通り越して最早人でなしと言っても過言ではありません。そして馬鹿にされてるにも拘らず梓が感動して泣くシーンも、製作サイドのここは感動シーンですよ視聴者の皆さん泣いてくださいねってのが見え透いてて何だかなぁって。
そもそも感動とか泣きとか熱意とか努力と言った、そういう旧来の感動要素を今まで全否定してきたのに今更感動シーンとかされてもね。あれ?今までのダリー、メンドクセー、チャシバコウゼーってのは何だったの、って。
また梓に送った歌に「離れていても仲間だよ」と言うフレーズがありました。でも自分たちは一緒にいるためだけに同じ大学に進むという、このどうしようもない自己矛盾。
結局のところ、けいおん!!という作品が物語性の整合性やら展開の妙と言った内的クオリティをを完全に捨て去り、その場その場で都合のいい世界切り貼りしてを見せているだけの作品だというのを端的に示す、そんな最終回だったと思います。
確かに背景は再現度が高く綺麗かもしれない。でもそれだけではただの環境ビデオであって、名作と評価される作品だとは到底思えないし、そんなこと思う気もさらさらさららありません。
あ、あと桜咲くの早いね。京都よりかなり東だとはちょっと思えないくらいに。これも地球温暖化の影響なんでしょうか。