緋色の研究

著/コナン・ドイル 訳/阿部知二 レーベル/創元推理文庫

神崎・H・アリアのお祖父ちゃんシャーロック・ホームズのお話です。たまにはニッチなラノベじゃなくて一般受けする本も読もうかなって。べ、別に年末に緋弾のアリア5巻を読んだからじゃないんだからね!本当なんだからね!
昔読んだことあるので多分読むのは4回目くらいなんですが、ホームズという際立ったキャラと明快に論理だてられた合理的推理は何度読んでも色褪せない力強さを感じなくてはいられません。ホームズシリーズとしては1作目ということで色々と作者の迷走というか後半のどうでもいい過去話が若干足を引っ張ってはいるものの、総じてとても19世紀に書かれたとは思えない面白さでさすがシャーロック・ホームズ。あと「ミサカはミサカは〜」だの「じゃん」だの知性を疑うような変な言葉使うヒロインとか出てこないしね。