とある科学の超電磁砲 第12話「AIMバースト」


これで作品の数少ない良心木山せんせいが退場しちゃって、またビリビリDQN物語が始まるかと思うと悲しいですね。田中敦子さんの名演技も見納めだし・・・・・・



禁書もそうなんだけどこの「とある科学の超電磁砲」を面白くないと感じるのは、御坂美琴がレベル5にも関わらず都市防衛のための組織に入って治安維持のための責任を果たさず、その癖事件に首突っ込んではレベル5能力という問答無用の暴力でもって解決して賞賛されると言う、義務という言葉を知らず権利だけ主張するいかにも世の中舐めた主人公が気に喰わないからなんだろうなーと思います。



いい笑顔ですね。この後学園都市に殺されるか洗脳されるんだろうけど。



あと基本的な設定が、大人は無条件で無能かつ悪、対して子供は無条件で有能かつ正義ってのも年齢重ねると見るのがしんどいね。今回の件にしても、御坂美琴がやらかさなきゃネットワークの暴走も無かったわけで、演算終わればみな無事に開放されると言ってるのにケンカ売る始末。
個人的に、主人公が好きなようにやりたい放題やる天才DQNの私強すぎワロタよりも、一生懸命やる地道な努力家が壁を乗り越えながら成長する話の方が好きです。



最後のシーン。今回の件で色々思うところのある御坂美琴
ふむ、やっぱり学園都市が人体実験ほか悪いこといっぱいしてることを知って心を痛めてるのかと思ったら、自分たちの驕りが今回の事件を引き起こしちゃったんだね、反省反省てへっ♪だったので本当に脱力。
えっとさ、普通この展開なら学園都市の裏を知ってしまった御坂美琴が中心となって、悪の学園都市に反旗を翻す物語になるんじゃないの?でないと黒子とか初春とか悪の尖兵のままだよ?
あと遊んでばかりいないでレベル6になる努力をしようよ。ハードル越えないと気が済まないたちなんでしょ?



能力者になることを願ってレベルアッパーに手を出しちゃった佐天さんの前で能力を無駄に使ってじゃれあうとか、本当に常盤台誇る電撃姫さんは気配りという言葉とは無縁ですね。なんでこのDQNが「さすがお姉さま・・・」と言われるのか理解に苦しむのですが・・・・・・
同じ天才の物語でも例えば遊戯はカードゲームに真摯に取り組む城の内と心通わせてたと思うんだよね。信頼してたし、何より絶対に馬鹿にしなかった。