とある科学の超電磁砲 第11話「木山せんせい」


引き続き木山研究員とレベルアッパーのお話。
今回話はズタボロだったけど、木山春生役の田中敦子さんの名演が凄く光ってて、それだけでこの話に及第点挙げれるくらい声優の偉大さを感じました。これ以上無いって位に役にはまり過ぎでした。



ぱにーに(=゚ω゚)ノほどの猛者(マイスター)になればこの圧倒的な身長差だけで萌えれます。



レベルアッパーによる脳波ネットワークの副産物として多重能力を得た木山さん。



園都市で7人しか居ないレベル5も軽くあしらいます。



「誰も犠牲にしない?あれだけの人間を巻き込んどいて、人の心を弄んどいて、そんなこと見過ごせるわけないでしょうが!」
あ、あれ・・・・・・?とある魔術の禁書目録で大規模停電引き起こしたり、ハッキングして研究データ破壊して回ってた(この時点では将来だけど)のって誰でしたっけ・・・?
必死に研究してた研究員さんは心に大きな傷を負ったと思うんだけど・・・・・・この件で宗旨替え?
それにしてもやられた振りして後ろから不意打ちして倒すって、どこからどう見ても悪役だなぁ・・・('ω'`)



何故か都合よく木山の過去を見ることができた御坂美琴
超電磁砲万能すぎるだろ常識的に考えて( ´・ω・)



彼女の過去、彼女は研究の一環として先生をしていたのです。
子供は嫌いだと思っていた木山先生は、一年を通して子供たちと接することで、木山せんせいである自分を好きになっていきます。ええ話やなぁ(´;ω;`)ブワッ



普段週に2回しかシャワーさしてもらえない施設のロストチャイルド(遺棄児童)をお風呂に入れてあげる木山せんせい。
私たちを育ててくれる学園都市のお手伝いをしたいというとても可愛い女の子です(*´ω`*)



「先生のこと信じてるもん!」
この後、学園都市によって偽装された能力の暴走実験により教え子たちは意識不明へと陥ります。



レベルアッパーは意識の戻らない教え子たちを救うための擬似演算装置を作るためのものでした。演算が終われば無事開放するというお墨付き。御坂たちが邪魔をしなければ平和裏に事は進んでいたでしょう。そしてこのことを知った御坂はどういう行動をとるのでしょうか?ってのがお話のメインテーマかな?このままだと悪の学園都市の手先だし。
まぁ結局御坂は事件を引っ掻き回してるだけなんだよね。
だいたい、木山が初春に解除プログラム渡してなかったら電撃直撃で唯一の回復方法がおじゃんになっちゃてるし、ほんと御坂は何も考えずに戦いに興じてるだけすぎて泣けます。どこのチンピラだよ・・・・・・
次回予告で「木山の野望は私が挫く!」って言ってるけど、あ、あれ?もう木山せんせい関係なくね? っていうか悪いのは木山じゃなくて学園都市とか実験行った上司じゃね???と思わざるを得なかった今日この頃。



あとこの原作随一のユーモア溢れる名シーンを無かったことにしてるのが非常にナンセンス。
レベルアッパーは安全なものだと初春に説明した時に「それに一人暮らしの人やたまたまお風呂に入っていた人なんかはどうするんですか。発見が遅れたら命に関わりますよ」って言い返されて、その辺全く考えてなくて動揺しちゃった木山のシーンなんですが、肉体と精神の世界規模での入れ替わりが起こったとある魔術の禁書目録のエンゼルフォールへの皮肉(例えば、園児と運転中の運転手が入れ替わったらまず間違いなく事故るよね)になってて、なかなかエスプリのきいた作品だと思ったもんなんですが、まさかここをばっさりカット。
皮肉を言われた原作者への配慮か単にこれを省くほど脚本にセンスがないのかは知りませんが、前回禁書目録のアニメ化で破綻気味のストーリーを改善しようと色々努力してたのが何だったのかと思わざるを得ないほど残念でした。