東京皇帝☆北条恋歌 2

著/竹井10日 イラスト/要河オルカ レーベル/角川スニーカー文庫

キャラ設定からストーリーまで何から何まで投げっ放しの1巻と違って、2巻はそれなりのストーリー展開と各キャラの掘り下げがあったので、1巻に比してかなりマシになってます。
それでもギリギリ及第点に行くか行かないかだけど( ´・ω・)
そもそも、メインヒロインの真性DQN南徳原来珠を許容できない時点で、根本的にぱにーに(=゚ω゚)ノには向いてないと思う。
・自分のお気に入りが犯罪→あれは仕方のないことだし、それに私には必要な人材だから無罪
・気に入らない人間が粗相→逮捕して強制収容所
某撲殺天使みたいにギャグならギャグで最後まで貫けば良いのに、中途半端に異世界との戦争設定とか寝取り寝取られの恋愛要素とかシリアス路線入れるから、方向性が見えなくなって、結果何が言いたいのか分からなくなっちゃって駄目な感じ。
それ以前にぶっちゃけボクにはこの南徳原来珠は無理なんだけどね('A`)
あざといテンプレツンデレと、他人を虫けらのように見下して権力かさにしたい放題やりたい放題する性格は、あまり感じの良いものではないと思います。