五六豪雪

クラナドを見て親から聞かされた話を思い出しました。
ぱにーに(=゚ω゚)ノは育ちは兵庫県ですが、生まれたのは北陸は福井県です。別にそれは比較的どうでもいい個人情報なんですが、昭和56年、北陸地方を未曾有の大雪が襲いました。除雪車が毎日毎日フル出動で除雪しても全く追いつかず、日野川九頭竜川と言った一級河川が堤防いっぱいまで雪で埋まり、市内ですら除雪によって除けられた雪は数メートルの高さに積みあがったそうです。また学校の体育館の屋根が落ちるなど、約2ヶ月にわたって降り続いた大雪は、終わってみれば死者行方不明者合わせて150名以上を数え、当時の年号をとって五六豪雪と呼ばれました。そんな数十年に一度の大雪の最中に、ぱにーに(=゚ω゚)ノは生まれました。
当時、出産予定日を過ぎても生まれる気が無かったらしいぱにーに(=゚ω゚)ノとおかんは福井にある母方の自宅に帰っておりました。当然ですがまだお腹の中です。記憶はありません。そんなおり陣痛が始まり、祖父(おかんの父)は降り続く大雪の中、車で病院まで運んでくれたそうです。
クラナドの舞台と違って雪国は大雪対策が個人・行政問わず大掛かりでなされていて、大雪でも頑張ればある程度どうにかなります。雪下ろしとかリアルに重労働だけど('ω'`)  逆にクラナドは雪の降らない街での出来事だったわけで、大雪降ると住民も心構えが出来て無いだろうし、都市機能も完全に麻痺しちゃったのが悲劇だったよね。神戸でも数年に一度の大雪の時にFRが立ち往生して大渋滞、なんてこともあるし。そんなことをつらつら思いながら見てました。