でぃ・えっち・えぃ

1巻がブックオフで¥105だったので購入。
悪魔神ルシファーの生まれ変わりの神代光が、色んな女の子に惚れられるいわゆるハーレム系。
でも主人公は千代神中学に通う14歳の中学二年生白鳥愛ちゃん。


途中までは続刊探そうかなってくらいにいい感じに面白く読めたものの、最後神代光が、ハーレムな女の子達が必死に取り返してくれた家を簡単に寄付してしまったところで滅びのバーストストリーム。
光は非常に純粋に育った無垢な人間と言う設定で、まったくもって悪意が無い行動とは言え、人の好意を無碍にした無神経さにはあきれるばかりです(´・ω・`)
何のために取り返してくれたかって言ったら、万事が万事彼の為でしょ?
それを全く考えることもなく、一人で住むには大きすぎる屋敷だとかセンチメンタルな自己陶酔で寄付してしまったのは、自己中心的な思考しかないまさにゆとり世代(世代的にはぱにーに(=゚ω゚)ノもだけどね)。
むしろ悪意がない分だけ性質が悪いというか、無神経ココに極まれりな行為で全てを台無しにしてくれました。
ついでにマジレスする光くんは14歳で、作中でおそらく後見人かそれに類すると思しき弁護士の描写があるから、勝手に寄付することは法律的に不可能だよね。


まぁその辺は枝葉末節なんで置いといて、主人公の愛ちゃんはちょっと妄想癖のある一途な女の子でこの子はとても可愛いです。
うん、一途な女の子はいいね。
後は「生徒指導室に連行される」などの表現がいい感じにぽてぽてしてます。


ほんと、神代光の「悪意無き無神経」にさえイライラしなければ面白く読めるのではないかと思いますです(´・ω・`)