BLOOD+ ♯5「暗い森の向こうへ」

カイを見て、ヴァンドレッドのヒビキ・トカイを思い出したのは自分だけではないでしょう(笑)。あの声優さんは、カイやヒビキのように力が無いけどちょっとでも追いつこうと前向きに頑張るキャラがよく似合ってますよね。お話としても、あのままカイをヤンバル潜入に連れて行ったら種デス級じゃね?とか思ったりしましたが、マトモな脚本家が存在するこのアニメでそんな馬鹿なことをするはずもなく、力の差をまざまざと見せ付けて“教育”して、無理やり現実を分からせて残らせました。最後のおにぎりのシーンもちょっと良い話って感じで、屋上のカイ・リクを映すタイミングなど演出も上手でした。なんというか最近は、種デスやD.C.S.S.みたいに言っちゃ悪いですが程度の低いアニメ長く見てるせいで、どうしてもシナリオを駄目な方へ駄目な方へ予想してしまうんですよね(苦笑)。
逆にメインヒロインの中の人はちょっと微妙。DCSSのアイシアといい、最近メインヒロインに棒読みな中の人使うのが流行っているんでしょうか……(・∀・)?
棒読みといえばOP歌ってる高橋瞳って、歌手としてはあまり好きじゃないんですよね。ガンダムSEED DESTINYのときも思ったんですけど、歌に抑揚が無いというかメリハリが無いというか、根本的に声量が足りてないというか。アップテンポの曲であるにも拘らず、聞いていても圧倒されるって感じがしないのは微妙だと思いますです。