D.C.S.S.〜ダ・カーポセカンドシーズン〜♯18「桜色の蜃気楼」

音夢とさくら、自分の事を好きな女性二人が心の裡を吐露しあうのをこそこそ隠れてみている純一。さくらが帰ってきているらしいという大事なことを音夢に言わずに隠しておく純一。あーこれなんか知ってます。そう、LEAFのWHITE ALBUM。
ストーリーは全然違うんですが、基本的にヘタレ主人公はそっちのけで女の子同士で解決してる所はよく似てるじゃないでしょうか。人気アイドルになってしまった彼女が忙しくて会えない間に違う女の子と友達を超えて仲良くなって浮気して、それを色々理由つけて自己正当化しながらヘタレなので切り出せずにいて、最後は浮気相手に彼女を説得してもらい自分は直接何もしないってゲームだったんですが、あれはDCSSと違って、主人公の冬弥君はまぁ微妙ですが(苦笑)、彼を取り巻く女性達の心理や生き方、同じ女性を好きになってしまった男友達の心の動きにも共感できたので、素直に楽しめたんですよね。ヘタレとは言え冬弥君も純一よりはまともな思考回路してますし。
でも同じように女性が話を進めていく構成なのに、DCSS18話はなんだかなぁ……。見るのが疲れるような笑えないAパートのギャグ、♂1♀6(さくら入れて7)のハーレム(しかも同じハーレムなシャッホーと比べても正直キモい。純一がヘタレすぎるから?女性陣に自己主張がなく背景と化してるから男に都合の良いだけの女に見える?)、都合の悪いこと(さくら帰還の噂や、2年前の経緯)を伝えずに隠して影でこそこそ成り行き見守るだけのヘタレ純一、何より音夢とさくらの和解が共感できなくて(上手く説明できないんですが、何か違うなって感じなんですよね(^^;)、見ていてかなりキモくて不快でした。
あ、それと二人の和解を見てにこって笑った純一ね。あれだけしかしないならお前このアニメに必要ないよw
後は今週は絵もそれに拍車をかけてたかな?感情を捨て去ったかの如く能面な笑顔を見せる純一ハーレムの女の子と、斜め前25度くらいから顔を見た時の目が今回は特に目に付いて変だったと思います。
あーあと前作からの空白の2年間を説明するのは良いんですが、前作最終回で音夢が本校制服を着て通学してたことがまだ説明されて無いので、もう話数も無いし早い目にお願いしますよ(笑) 本校に入ってしまうと翌年まで看護学校は受験できませんものね。それとも音夢って実習とかしてますけどまだ2年なんでしょうかww