おまえ本当に俺のカノジョなの？

著者／落合祐輔　イラスト／ろうか　レーベル／MF文庫J

MF文庫J9月新刊。
つらい中学時代を終え、完璧な計算と打算でもって最高の高校デビューを果たした主人公・優哉。
クラスの中心になるでもなく、かといって下層に沈むこともなく、中の上でいい感じのポジションを獲得します。
そしてがんばりやな陸上部のクラスメイト、えっちにからかってくる生徒会長、世話焼きなバスケ部の後輩マネージャーの３人の美少女にちょっと好意を持たれつつ楽しく過ごす理想の青春を送っていました。
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しかしそんな素敵な高校生活も、数年ぶりに再開した幼なじみの自称カノジョ・望海によって一変することに。
「優ちゃん、計算高いクズに成り下がったんだね」
「おまえ本当に俺のカノジョなの？」
優哉を昔の裏表なかった頃の姿に戻そうと画策する望海。
そしてライバル登場で恋のやる気スイッチが入ったヒロインたちが負けじとアピールを開始し、微ハーレムのいい感じの青春が一転、4人の女の子が主人公を巡って争う毎日胃がキリキリいたむ修羅場の連続に。
という感じのドタバタラブコメ。
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外面いい八方美人の計算高い主人公が、自分をよく見せるために裏でかなり努力してるのが好感もてます。
ヒロイン4人がみんな可愛いくて、そんな主人公をめぐって恋の火花を散らすのもとてもいいと思います！
望海が割と重い過去を背負ってて、優哉に絡む理由もしっかりしてて、かなりしっかりとお話が作られてます。
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面白かった。
おすすめです。