ぼくたちのリメイク 十年前に戻ってクリエイターになろう!

著/木緒なち イラスト/えれっと レーベル/MF文庫J

僕、橋場恭也はしがないゲームディレクター。会社は倒産、企画もとん挫して実家に帰ることになる。輝かしいクリエイターの活躍を横目にふて寝して目覚めると、なぜか十年前の大学入学時に巻き戻っていた!? 落ちたはずの大学に受かっていて憧れの芸大ライフ、さらにはシェアハウスで男女四人の共同生活と突如、バラ色の毎日に! ここから僕の人生を作り直すんだ―――後の超有名クリエイター(の卵)と共に送る新生活がいま始まる! と、意気揚々と始めてみたもののそんなにうまくはいかないみたいで……。木緒なち×えれっとの超強力タッグによる、青春リメイクストーリー!

このラノこのライトノベルがすごい!2018の文庫部門・総合第6位、新作第4位。
28歳のしがないゲームディレクターが、10年前にタイムスリップして芸大生として人生やり直すお話。
.
人生やり直してもなお、他者の才能の輝きに臆して何をすればイマイチ分からないままだった主人公。
しかし制作にかかわる裏方も含めたすべてがクリエイターだと諭され励まされ、そして才能あふれるプラチナ世代の窮地に一念発起して、徐々に製作としての才能を花開かせていきます。
.
この先打ち切りにならずにエピソードを綺麗に消化して行けば、十年かけて2016年に戻った時、プラチナ世代勢揃いのあの発表会の場に主人公が加わっているのかな。
.
想定読者層は30代。
2006年に大学生やってたくらいの世代。
エロゲで言うと葉鍵月全盛期。
2006年が舞台ということで、10年という歳月の歩みの速さに改めて驚かされるとともに、とても懐かしかったです。
例えばリセラー(Lyceeプレイヤー)なんかはドストライクだと思う。
逆にそれよりずっと若い世代はその頃のことなんか微塵も興味ないだろうし、そもそも当時のこと書かれても感傷に浸るどころか読み飛ばすレベルでどうでもいいだろうし、さっぱり共感できないだろうなとは思いました。
.
男2人女2人のリア充シェアハウス生活でほぼイキかけました
ボクはナナコちゃんがとても可愛いと思います(*´ω`*)
ギャルだけど純情で、おっぱいが大きくて、ボディタッチ多めです(*´ω`*)
ナチュラルにえっちぃなのはとてもいいことだと思います(*´ω`*)
ヒロインの可愛さってのはライトノベルというジャンルでは非常に重要な要素だと思うのです。
面白かった。