ようこそ実力至上主義の教室へ

著/衣笠彰梧 イラスト/トモセシュンサク レーベル/MF文庫J

アニメ化するので積読消化。
ネタバレしてるのでアニメ組はスルーしてくださいね。
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櫛田ちゃんがとても可愛かったです(^ω^)フヒヒ

この湯上りバスタオルの子ね。
誰とでも打ち解ける才能と、天使のような笑顔に加えて、このいやらしい太ももからお尻まわり。タマランチ会長。ほぼイキかけました(^ω^)フヒヒ
トモセシュンサクって神だよね、多分。
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日本政府が設立したエリート養成高校・高度育成高等学校に入学したら、そこは天国のような場所でした。
寝ていても何も言われない授業に、支給される高校生には大きすぎるお金、潤沢すぎる設備。
しかしある日を境にその凶悪なシステムが生徒たちに牙をむきはじめます。
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最初の小テスト(+全てポイント化されていた授業態度)の結果により、主人公たちDクラスはポイント全損。
さらに中間テストでは一つでも赤点が有ると、その生徒は一発退学になることが判明。どんな授業態度をとろうとも、最後は自分自身に跳ね返ってくるのです。
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しかし、それらテストの点や授業態度はあくまで前提条件。
この学校の意図する本当の「実力」とはなんなのか。それこそが評価の対象となり、プラスのポイントへとなるのです。序盤は人間関係を構築しながら、それをさぐるお話になりそうな感じ。
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授業態度を改善し、勉強会を開くなかで、他者を見下す唯我独尊の少女は歩み寄ることを覚え、主人公はこの学校のシステムの持つ意味へと少し近づき、天使櫛田ちゃんはその心の奥底に秘めた裏の素顔を主人公に見られてしまい、つまり無事中間テストを突破したのでした。
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「あ――――――ウザい。マジでウザい、ムカつく。死ねばいいのに。お高く止まりやがって。アバズレ」
とかいう櫛田ちゃんもそれはそれで可愛いと思うボクはだいぶ末期だと思いました。
面白かった。