機巧少女は傷つかない 14 Facing "Violet Silver"

著/海冬レイジ イラスト/るろお レーベル/MF文庫J

6月に最終巻上下巻の発売が決まったのもあって、積読消化中。
しかし次15巻は買ってなかったので買わないといけません(´・ω・`)
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絶賛クライマックス中。
サブタイトルはViolet=紫薔薇、Silver=銀薔薇。二人のラスボス級の薔薇様と戦います。
日輪の祖母が紫薔薇でした。
紫薔薇とのバトル中、裏切った日輪に後ろから刺された雷真。
行動不能にされ硝子さんの緊急オペを受けます。
主人公不在の中、シャルを始め仲間たちが結集。日輪を回収した紫薔薇がいったん引いてくれたので、もう一人の薔薇さま、銀薔薇グローリアとの決戦へ。
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グローリア銀薔薇は、シャルの妹アンリの弱い心を利用して神話級自動人形リヴァイアサンを起動。小さな機巧虫の集まった群生オートマトンであるリヴァイアサンの毒霧で学院制圧を狙うも、かつて心をかわしたキンバリー先生、剣帝ロキや犬姫フレイ、学院長の娘アリスの協力を受けて、この巻の実質主人公であり夜会を捨てて覚醒したシャルが、精霊を統べる<王錫>のルーンで精霊の支配権を奪い、最後はシグムントのラスターカノンがリヴァイアサンのブレスを打ち抜いて撃破。
アンリの心を囚われの闇から救い出したのでした。
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時を同じくして、姉妹の父エドガー=ブリューが降臨。
部門の誉れブリュー家の長たるエドガーのメテオストライクで銀薔薇グローリアをぶちのめしました。
妹アンリは姉シャルに嫉妬する自分の心との折り合いをつけ、自分なりのこじんまりとした幸せを見つけ、ここからまた新しい一歩を踏み出したのでした。
姉妹で分かり合い、離散していた家族は再び結集し、シャルロットのお話はこれで終幕となりました。
ハッピーエンド。