精霊使いの剣舞 14 帝都動乱

著/志瑞祐 イラスト/仁村有志 キャラクター原案/桜はんぺん レーベル/MF文庫J

積読消化中。
イラストレーターさんが変更になりました。別に揉めたわけではありません。
当時の記憶がやや曖昧なんですが、たしか桜はんぺん先生が出産して子育てに忙しくなった、とかだったかな?
.
閑話休題
シェーラ・カーンによる教国でのクーデター。
それを受けて紛糾する諸国会議。
そして教国クーデター政権を、裏で支援する聖国。
.
聖国と結んだ帝国第一王子により、第二王女フィアナが姦計にはめられます。偽のクーデターで、その罪を着せられたのでした。世継ぎ争いですね。
教国、聖国、帝国と出てくるのでちょっと面倒くさいです。
オルデシア帝国は1巻からずっと主人公たちの祖国なのでなじみがあるものの、教国と聖国はたまにごっちゃになります。
そう言えばオルデシアは帝国なのに皇子・皇女じゃなくて王子・王女なのね。
.
ミレーユ(氷漬けだったリンスレットの妹)曰く、異界の闇の中に天使の軍団が居た。
これを倒すのが最終決戦みたいですね。
.
レスティアさんはまだ記憶喪失中。
.
フィアナのチームメイトだったカミトとクレアも学院で捕まる羽目に。
しかしルビアお姉ちゃんと、精霊機甲(エレメンタル・パンツァー)を纏ったサイレント・フォートレスなエリスのお姉ちゃんが現れて救出。
お姉ちゃんタッグでパンツァー・フォー!
エリスとクレアとカミトの3人で、王都に囚われ処刑の期日を待つフィアナを救出に向かいます。
.
カミトは闇の精霊王の転生体。かつての魔王スレイマンも同じ。
魔王の力がいろいろある中で、闇の神威を与えることで、闇の精霊姫を超絶パワーアップさせられます。
そして闇の精霊王の力が次第にカミトの精神をむしばみ始めました。
くっ、鎮まれ、鎮まるんだ、俺の内なる闇の波動――!的な。
.
聖国の間者曰く「すべてはあの御方のため。この世界を、もう一度やり直すため」。そのために異界の闇を使役しようとしているみたいですが、詳しくはまだわかりません。
帝国最強のナンバーズにまで構成員に入り込まれてるし、オルデシア帝国の中は血統至上主義で腐敗した貴族主義のせいでボロボロな感じ。
.
フィアナを救出したのも束の間、大陸最強のグレイワースが洗脳されて登場。
次巻に続く。