Re:ゼロから始める異世界生活 10

著/長月達平 イラスト/大塚真一郎 レーベル/MF文庫J

MF文庫J10月新刊。
表紙はエキドナ。強欲の魔女。エミリアじゃないよ。
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9巻で第3章(白鯨&大罪司教ペテルギウスを討滅)が終わり、10巻から第4章に突入しました。
存在を消されたレムを救うために屋敷に戻ったスバル。しかし安全なはずの『聖域』でクーデターが勃発。
まずは『聖域』を解放すべく、エミリアと共に過去と向き合う「試練」へと挑みます。
この試練は『強欲の魔女』駅土なの残留思念によるものでした。
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4章のテーマは「自立」だそうで、スバルがなぜ引きこもったのかの話や、両親が登場します。スバルの場合は既に3章でその辺の過去のコンプレックスをのり越えているので、読者向けの掘り下げですね分かります。
同じように、せっかくスバルに甘えられるようになったエミリアも、自立を促されるのでしょう。
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スバルの過去は、早熟だったスバルがみんなに好かれる破天荒な父親に憧れてリーダー格としてふるまうも、次第に周囲に追いつかれて特別でなくなって、憧れがコンプレックスになって心折られたとかそんな感じ。
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方陣営の黒幕であるロズワールの真意も少しずつ明らかにされ始めました。
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ただ全体的にしんどい話がずっと続いてるので、ちょっと読み疲れてきたかな、と。
あとどれくらいお話が続くんだろう……?(´・ω・`)