稀勢の里が綱取りの1敗琴奨菊に圧勝して9戦全勝(大相撲春場所九日目)

立会い右に変わっての突き落としで、稀勢の里が綱取りを目指す琴奨菊に絶望的な2敗目を与えました。
琴奨菊は完全に地面を見た電車道で、交わされて無残にも一発で落ちました。
まさに圧巻の一言。
鎧袖一触とはこのことか( ・`ω・´)
タイミング完璧の変化だった上に、今場所一番の注目の一戦と言う事もあってliveで見ていた好角家も多かったのではないでしょうか。ボクも見ていて鳥肌が立ちました。
稀勢の里もこんないい相撲が取れるんだなぁ。
今まではむしろ稀勢の里が頭から突っ込んで、はたかれてあっさり落ちるのを見せられていたので、なんかもう新鮮でした。なんせ稀勢の里の変化はめったに見れないからね。それをこの大一番で見せたその胆力にあっぱれ!!
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稀勢の里と言えば、いつも緊張からか顔を真っ赤にしてしきりに瞬きする姿が有名です。しかし今場所は土俵袖でもずっと落ち着いていて、まるで横綱であるかのような風格すら感じさせてくれます。
未完の大器と言われ続けた稀勢の里も、ついに精神的に一皮むけたのかもしれません。
ここからの上位との星のつぶし合いにも期待です。