僕は友達が少ない 11(最終巻)

著/平坂読 イラスト/ブリキ レーベル/MF文庫J

MF文庫J8月新刊。
MF文庫J断トツ人気タイトルの最終巻。
高校3年生の1年を1巻で終わらせます。なんで急にそんなことになってるのかよくわかんないけど、そんなんでした。
.
「ともだち募集」に隠されていた真のメッセージは「たかとともだちのそら」でした。
タカとソラ、二人にだけしか通じないメッセージです。
そんな感じで、設定やら伏線やらの徹底した回収が行われてます。
.
小鷹は夜空に一度も恋愛感情を抱いたことは無く、一番好きだったのは理科。後に柏崎家の黒宰相として権力を握る事に。
理科はお互い最も分かり合える友達なので、恋人にはならず。なれず。
恋人になったのは幸村。しかしクリスマスに直前に別れます。理由は隣人部の方が大事だから。
ケイトはパパと再婚してお義母さんになる予定。つまりマリアは小鷹&小鳩の叔母さんに……
星奈→一緒の大学でスクールライフ
ステラさん(星奈の義姉)は元生徒会庶務と結婚前提のお付き合い中。
.
最後はみんなで隣人部エンドですが、強いて言うなら星奈ルートだと思います。
星奈と一緒になれば、夜空が近くにいて、マリアは叔母さんで、ケイトはお義母さんで、理科は友達で、理科のライバルとして幸村とも関われて隣人部エンドなので。
駆け足にまとめて終わらせた感じ。
出せば売れる看板タイトルをこんなにあっさりと駆け足で終らせるとかちょっとよくわかんない。