魔法戦争 11

著／スズキヒサシ　イラスト／瑠奈璃亜　レーベル／MF文庫J

MF文庫J4月新刊。
物語が佳境に入ったにもかかわらず、イマイチ盛り上がらず淡々と話が進みます。
主要キャラや敵幹部が次々と死んでいくんんだけど、主人公とヒロインが全く精神的成長を遂げていないのと、文章が感情をオミットした如く淡々と描かれていて、なんだろうこの静けさ……
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いまだに「えっ？」とか言ってる主人公・七瀬武のブレない情けなさは筋金入りでマジ半端ない。
もういい加減腹くくろうよ。
メインヒロインの相羽六も同じくヒステリー全開。
セカンドヒロインのくるみはマジ空気かわいそう。
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異世界に飛ばされた月光が成長して再登場。
評議会トップのなんとかさんと、同じく評議会メンバーが死亡。ウィザードブレスは上層部が壊滅しました。
世界最強の殺戮者こと鷲津吉平に変身魔法を使っているのがばれました。最大勢力のウィザードブレスを事実上壊滅させたので、あとは対抗勢力だったトレイラーを潰すのみ。となるとラスボスは吉平っぽいですね。
レクイエムは消滅魔法では無くただの転移魔法でした。急にしょぼくなった……
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終盤の非常に激しい物語展開をしていたハズなのに、ほんととても淡々としていました。