結局、ニンジャとドラゴンはどっちが強いの?

著/伊達康 イラスト/そりむらようじ レーベル/MF文庫J

MF文庫J4月新刊。「瑠璃色にボケた日常」の伊達康が送る新シリーズ。
平和に人間同士の戦争してるヒノモトからやってきた寡黙(のフリして内心饒舌)なニンジャ・サビトと、竜人に支配された大陸で反抗の旅を続ける清楚(だけど天然)銀髪巨乳女騎士・メルによる、前作のコメディはそのままにバトル要素を増した中世ファンタジー
竜人に大陸が支配され数万人まで人口を減らされた人類という瑠璃ボケとは異次元のシリアス世界ですが、ボケとシリアスがバランスよく織りなされて作品。作者買い
.
ニンジャは竜王が人間に産ませた隠し子の子孫でした。
ニンポウは魔法。
ヒノモトに竜人が入ってこないのは竜王が子供のために張った強力な結界があるから。
竜と人の子である竜落子(ドラグリーズ)。ニンジャももちろんドラグリーズ。つまりニンジャはドラゴンなのであります。
.
二人は契約を交わして夫婦になることに。
メルの再生魔法で無敵となったニンジャ・サビトたちの夫婦旅が始まります。
テンポが良くて、シリアスとボケのバランスも良くてとても面白かった。
この作者はクオリティ高くてお勧めです。