緋弾のアリア 19 小舞曲(メヌエット)を御一緒に

著/赤松中学 イラスト/こぶいち レーベル/MF文庫J

シャーロック・ホームズの血を色濃く受け継ぐアリアの妹、メヌエット・ホームズが登場。
アリアを助け出すために単身渡英したキンジは色金への推理を聞き出すために、メヌエットを籠絡せんと同居することに。アリアに似てぺったん娘なためロリコンキンジ的には大好物なのです。
.
で、そんなことはどうでもよくなるくらいの強敵が登場。
アリアの故郷イギリスと言えば、旧ソ連KGBも裸足で逃げ出す世界最強最悪の武闘派諜報機関MI6が名をはせるスパイ殺しのアイランドカントリー。
その構成員にして女王陛下よりマーダー・ライセンス(殺人許可証)を与えられた人類最強のエージェントたちの一人、007ことボンドが、アリアに一目ぼれしたハワード王子の命を受けキンジの前に立ちふさがります。
最強のヒステリアモードであるヒステリアモード・ベルセですら叶わないであろう異次元の強さ、超人の中の超人を相手に、完全アウェーのイギリスでキンジは勝ち目のない戦いへと身を投じていきます。
.
そんな中、アリアを拉致するために襲来した鬼を倒すため、幼稚園バスジャック事件を皮切りに007と共闘することになったキンジ。
鉄板デスマッチに時計塔バトルを経て鬼たちの実行部隊長である閻を倒し、鬼を逮捕する過程で007に認めてもらったキンジは、アリアを貴族の宿命と鬼の魔の手から救い出し、当初の目的であったメヌエットから色金の推理を聞くことができたのでした。
ダブルオーセブンが活躍し、キンジとアリアもラブラブ全開で、バトルいっぱいラブコメいっぱいのワクワクするような楽しいお話でした。
面白かった。
次はアリスベルの5巻です。
今回、本編→アリスベル→AAと1か月に3冊もシリーズが出てるので、書く方も大変だけど読むほうも結構大変なのです。