緋弾のアリア 18 星条旗の覇道（トランザム）

著／赤松中学　イラスト／こぶいち　レーベル/MF文庫J

MF文庫J8月新刊。
タイトルそのままに今回の舞台はアメリカ合衆国。
トランザムはもちろんガンダムOOのアレではなくてTRANS-AMerican（大陸横断）の略。
大陸横断鉄道を蒸気機関車トランザムにのって、アメリカが秘匿する瑠瑠色金を手に入れるべくエリア51に進軍します。
表紙の子は最先端科学によって作られたロボットのLOO。
とても噛ませ犬でした。
女の子だし特に因縁ができたわけでもないので普通にジーサードあたりの仲間になりそう。
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緋弾のアリア新プロジェクト「projectcodeAA」も発表され、原作コンビによる小説版「緋弾のアリアAA」が刊行決定しました。
作中でも「緋弾のアリアAA」主人公・間宮あかりがイラスト付きで登場し、アリアを巡ってキンジと軽くやりあいます。
「やがて魔剱のアリスベル」も同世界・同時間のクロスオーバー外伝だし、合わせると既に20巻超えているうえにAAがスタートと、MF文庫J史上最大規模の刊行数や広がりをもったシリーズになりそうです。
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妹メヌエット＝ホームズと会うために渡英したアリアと一時的にパートナーを解消したキンジが、弟の金三ことジーサードとアメリカに渡ってエリア51を攻め取るお話。
1巻からアリアが戦っている理由でありながら詳細がイマイチわからなかったアリア母のかなえさん。その捕まっている理由などが明らかになる物語のターニングポイントでした。
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その前に前巻ラストで緋緋神に浸食されたアリアを元に戻すため、カナとパトラとトリオを組んで緋緋神アリアを攻略。
緋緋神は超常の力を持つものの、身体は人間スペックのままのため、脳震盪を起こさせて意識を刈り取りました。
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その後、かなえさんと面会して明かされたのは、緋緋色金の力を手に入れるために真実を知っているかなえさんを日本政府が不当に逮捕拘留裁判していたということ。
1巻から謎に包まれていたアリア母について、18巻（+短編集1巻）まで来てやっと明らかになりました。普通のシリーズなら2つくらい終わってるくらいに長い道のりでした。
やっと物語が動き始めたというかｗ
もう初期メンツだとレキがアリアよりも出番が多いくらいに登場する以外は、白雪とか理子とかほとんど出てこないからね。
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個人では抗いようのない日英政府の国家権力に対抗するため、ジーサードを通してアメリカ共和党の力を借りることになり、璃璃色金の巫女レキと、ジーサード軍団で瑠瑠色金を奪い獲りに、アメリカの支配による世界統一国家の野望に燃えるIQ400天才で民主党員のマッシュ率いる国家権力と真っ向勝負します。
キンジの「桜花」とジーサードの「流星（メテオ）」でツインアタックするマッハ2の兄弟合体技「桜星」とか熱いね！
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もはや読んでいない人には全くついていけない、最近の緋弾のアリアな今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
レキの役割、かなえさんの事、3つの色金etc...色々明らかになった18巻。
面白かった。