学戦都市アスタリスク 4 追憶闘破

著/三屋咲ゆう イラスト/okiura レーベル/MF文庫J

6月発売の最新刊6巻を買ったものの積読してて読めなかったのでいそいそと崩すいつものアレ('ω'`)
最近MF文庫J積読崩しが進んでて、あと80冊くらい。そのうち3分の1は古すぎてほぼ読む気が無いので実質50冊ちょいくらいです。
ただ、一気に読んだ分だけMF文庫J本棚も一気に冊数が増えて、今年いっぱい持つかなと思っていた本棚が溢れてしまいました。
MF文庫Jは専用本棚作って作者順にずらっと400冊ほど並べているので新しい本棚を買わないといけないんですが、そろそろ本棚を置く場所がありません。
最近は結構物も捨ててるんですが広い部屋でもないので、なかなかスペース確保が難しいです。
.
それはさておき。
学園魔法バトルもの。
タッグ戦トーナメント鳳凰星武祭編の中編です。
表紙はセカンドヒロインで幼馴染の紗夜ちゃん。装着型の外部兵装で、一番IS<インフィニット・ストラトス>っぽい女の子。
いつも説明入れてますが1巻から登場するセカンドヒロインは2巻以降の新規ヒロインに出番と表紙を奪われてメイン回が後回しにされるMFシステム、そろそろ納得いただけましたでしょうか?
トーナメントも終盤戦に差し掛かり、5回戦と準々決勝、そして準決勝の冒頭部分。
.
主人公が力を封印されてて本気を出すと3分しか持たない弱点が解消され、一気にリミットが1時間まで伸びます。
これで一部上位選手を除けば、主人公の敵はいなくなりました。
この先上位対決が増えてくるのに合わせて、過去に主人公の力を封印した姉の話も絡めて物語を深めながら、一気にレベルアップさせてきました。
主人公の内的成長と共に段階的に封印が解除されていくようです。
主人公は既に潜在能力と習熟技能が他ヒロインたちをぶっちぎっててめちゃくちゃ強いんですが、そういう次元を通り越して相当ヤバい力持ってるっぽい雰囲気。
主人公の成長に幼馴染の過去話を交え、失踪した姉の謎や各勢力の思惑を一本道にまとめてあって、話の作りがとても上手だと思いました。
.
レヴォルフの生徒会長はフローラをさらって無さそう。
読者を引き込むためのいわゆるミスリード
.
(以下赤字は5巻読んでの追記)
犯人はレヴォルフの生徒会長でした⊂(。Д。⊂⌒`つ いやね、つまりボクが言いたかったのは、たかだか決勝戦で主人公チームを負けさせるために誘拐なんてリスキーな不法行為を行うメリットは無さすぎるということであってですね、レヴォルフ会長は裏で統合企業体トップが進める「計画」に一枚かんでいたわけで、そういう大きな理由があるなら一連のリスクのある行動にも納得できるわけなのです。もちろん統合企業体トップが主人公のことを知っていたりと変に訳知り顔だったので、もう少し深く読み込むべきだった点は否めません。(7/14追記)
以上言い訳でした。
.
スリードと言えばボクの一押し刀藤綺凛ちゃんがあいかわらずカッコ可愛くて困る(>_<)
2巻でメイン回が終わってやや出番が少ないものの、いちいちかっこいいセリフ、魔法を使わず極めに極めた剣術技能だけで上位選手をも圧倒する戦闘能力、思わずなでなでしたくなる類稀なる可愛さで、4巻でも一押し。
.
今回からキャラ紹介&前回までのあらすじが導入されました。
これ絶対に読者にメリットだからMF文庫J全体でやればいいのにな、と思います。
そもそもこのブログの開設理由が、続刊に数か月・半年は期間が空くラノベの内容を思い出せるようにメモすることだったし、こういったあらすじ&人物紹介といった要素を求めている人って少なくないと思うんですよね。
.
面白かった。