巨人1-0日本ハム(28日、東京ドーム、日本シリーズ第2戦)

1回裏に長野の先頭打者ホームランで巨人が先制。
日本ハム先発・武田勝はこの失点のみで毎回奪三振の6回4安打1本塁打1失点10奪三振と素晴らしいピッチングも、シーズン同様のムエンゴ。
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対する巨人先発・澤村はいきなり陽岱鋼中田翔への2死球でピンチを背負うも、稲葉の打席の時にマウンドに行った阿部に頭をはたかれて(2死球と、あと牽制のサインを見落としたそうです)から立ち直り、力強いストレートでぐいぐい押していく力のピッチングで8回無失点。
今季最高の文句なしのナイスピッチングで日本ハム打線をねじ伏せました。
特に圧巻だったのは8回。
先頭の杉谷に12球粘られるもストレートで真っ向勝負し続けて最後は空振り三振に。さらに続く二人もストレートで三振にとって三者連続三振でマウンドで雄たけびをあげました。
このイニングはほんとストレートに魂が乗ってました。マジで凄かった( ・`ω・´)
右打者へのインスラを巧みに使って日本ハム打者に踏み込ませなくしてた阿部のリードも素晴らしかったです。
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9回任された巨人2番手・山口が2連打で2死1、3塁のピンチを作るも3番手・マシソンが代打・二岡をライトフライに打ち取ってゲームセット。
結局長野の先頭打者ホームランを守り抜いたいわゆるスミ1で巨人が投手戦に勝利しました。
それにしてもさすがセパを代表するムエンゴ投手同士の対戦です。
当然のように1-0だもん。
ムエンゴの神様マジ半端ない。
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ヒーローインタビューはもちろん澤村。
第1戦の内海の「明日は勝つ!」に続いて「明後日も勝つ!!」でした。
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CSファイナルの3連敗3連勝といい、今回の先頭打者本塁打を守り抜いての1-0といい、今季のプレーオフは漫画でもやらないような手に汗握る劇場型で、野球ファンとしては楽しくて仕方がありません。
月曜日は移動日で、火曜日から舞台を札幌ドームに移しての第3戦です。