妹ドラゴン兄若ハゲ

著/谷口シュンスケ イラスト/あき レーベル/HJ文庫

タイトルを読んで字の如く。作者の実体験をもとに、ある日急にドラゴンになってしまったよく出来た妹と、シスコン若ハゲお兄ちゃんとの絆を描いたコメディ。
ちょっとハゲだからって、ちょっとドラゴンに変身しちゃうからって、身体的特徴で人を差別をしてはいけません!(>_<)
ちなみに作者はバナナがどうの謎なファンタジーで第四回HJ大賞<金賞>を受賞してます。
テンポが良くて読みやすかった。一生懸命で好感持てるキャラが多いのも好みでした。
最後は妹が実は義妹である事が発覚して義妹がお兄ちゃんに愛を告白するも、お馬鹿なお兄ちゃんは大事な育毛マッサージの事を考えていて華麗にスルーされちゃったのでした。
ドラゴンの血がどんな病も治すって設定なので、最終巻あたりで義妹の血でお兄ちゃんの若ハゲを治しちゃうんでしょう、きっと。
若ハゲが物語終盤での重要要素になってたりと、おバカでテンポ良くて面白かった。
かるーく読むのにおすすめです。