本日の騎士ミロク 4

著/田口仙年堂 イラスト/高階@聖人 レーベル/富士見ファンタジア文庫

CLOWNさんに借りました。
3巻でジュジュ姫を守って瀕死の重傷を負ったトーラットを治癒魔法の発達したベト神聖国に連れて行ったミロクが、ベトに入り込んだオウガンの間者によって引き起こされたゾンビの大量発生に巻き込まれてベトの第一王女ミーヤー姫を守って頑張るお話。心臓を貫かれても身体を切り刻まれても死なない限りは治してみせるベト王国の最上位回復魔法は、剣を強化したりゴーレムを作り出す魔法がメインの中でちょっと反則レベルだと思った。
あとミーヤー姫がエロかった。そしてミロクがそんなミーヤーにエロく迫られて靡きかけたのも、変に鈍感主人公じゃなくて自然な感じで好みでした。
1〜3巻でホラキアvsジルサニア編が終わって3巻はベト神聖国編と、大陸6カ国を1国ずつやって最後にオウガン帝国編をやる感じっぽいです。怪しげな魔導士に操られているオウガン帝国を元の戦闘民族国家に戻すってミロクの目的も決まってるので、この先の展開や終わり方もほぼ決まってそうな作品です。
あ、面白かったです。ファンタジア文庫の中世ファンタジーは良さげなのが多い感じ。