とある科学の超電磁砲 第23話「いま、あなたの目には何が見えてますか?」

御坂美琴が自己満足のために余計な事をしなければこんなみんなが悲しむ展開にはならなかっただろうってのを、やっと本人が納得して罪の意識が芽生えたってお話でした。もう事がここまで進んだら反省して済む問題じゃないというか、時代が時代なら腹切って詫びるしかないレベルだしね。自己の矮小な自尊心を満たすため子供じみた見せかけの正義感を振りかざしたせいで、真に子供たちを救おうとしていた人間を見誤り、いたずらに敵を利し、木山せんせいの研究を滅茶苦茶にして望みを絶ち、その他関係者にも莫大な迷惑をかけてしまった御坂美琴
そんな美琴が罪の意識からまた一人で勝手に止めに行こうとしたところ、



「いま、あなたの目には何が見えてますか?」
立ちふさがった佐天さんがそう諭します。
あなたは自分のためだけに行こうとしてる。何のためにこのチームがあるの? そして何より最優先にしなきゃいけないのは、あなたが罪滅ぼしをする事じゃなくて、実験の犠牲になった子供たちを助けることですよね?
そんな感じのニュアンス。
佐天さんが格好良すぎて泣けた。23話でも前半はお茶汲みしてたのに。こんなシーン見せられたらヴァイスの超電磁砲が出たら佐天さんでデッキ組むしかないじゃないか(>_<)
無能力の自分がエリートチームの中で何が出来るのか? 行き着いた答えは、個性派チームのまとめ役。
好戦的な最高レベルの攻撃能力持ち、独断先行しては失敗する性的倒錯者、情緒不安定な後方支援担当と、能力は一流ながらも性格に多々問題のあったチームの中で、特にスキルは無いものの常識人であるという強みを生かすことにした佐天さん。レベルアッパー事件などを通して一歩踏み出す勇気を得た佐天さんが、癖のあるチームをバランス取りながら率いるようになるのはある意味必然だったのかもしれません。



「限界を超えることに意味があるんじゃ無いんですか!?」
見よ!佐天さんのこの雄姿!
黒子が言い含められそうになったところにすかさずアシスト!
高い(精神的な)ハードルを越えた“リームリーダー”佐天さんに不可能は無い!
怒れる無能力者!名乗りを上げろ佐天さん!



戦闘面では金属バット振るくらいしかありませんけど・・・・・・でも多分見せ場は用意されてるはず。身体的にも並の佐天さんが金属バット持っても戦闘力3くらいだろうから、隙を窺っての一回きりの大仕事ではないかと期待してます。
残りの役割としては、御坂美琴が戦うとして、初春は居残りで後方支援、黒子は運び屋かな?行き先分かってるからテレポートで先回りできるから。