BLOOD+ ♯6「お父さんの手」

今週も微妙な感じでした。親父(ジョージ)の死もなんだか安っぽく感じてしまったんですよね。覚醒するために身内が死亡ってのは使い古されながら今でも使い続けられる王道的脚本なので、それを上手く見せれなかった演出やコンテがイマイチだったんでしょうか?それともBGMの使い方?D.C.〜ダ・カーポ〜(無印)なんかはBGM挟むのが上手くてお話の割りに泣けましたし。
後はまぁ、小夜のヘタレっぷりが大嫌いな碇シンジを髣髴とさせるのも、きっと辛口評価に繋がっているのではないかと思いますです。ほんと主観のみであれなんですが、力を持つ人がよく分からない理由でそれを行使しないのは嫌いなんですよね……自分(や周囲の人)の身を守るためなら力を行使するのは、生物として当然だと思いますし。その辺がボクの持つ人間観と異なっていて興醒めしてしまうというか。


あと今週は特にこのアニメが反米なのが良く分かりましたね。ボクも暴力的で無法で自己中で見栄張りのアメリカは嫌いなんで、それはそれで良いんですけど、4ch(毎日放送)でやってるってのがなんだかね(苦笑)


批判ばっかはなんなので良かった点も。
「サヤ、俺はまだお前の親父か?」 ってセリフは良かったと思います。出来れば悲壮感を出すためにも小夜には自らの意思でオヤジの息の根を止めて欲しかったですけど。